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2012年5月23日 (水)

大祓詞講義12

かく持ち出で往なば、荒塩の塩の八百道の八塩道の、塩の八百会に座す速開都咩と云ふ神、持ちかか呑みてむ。

 

もちいで  持チ出ス。

いなば 「いぬ」の未然形「いな」+「ば」。仮定条件を表す。持チ去ッタナラ。

あらしほのしほのやほぢのやしほぢの  「あらしほ」は荒々シイ潮流。「やほぢ」はタクサンノ海流。「やしほぢ」も同義。同音の反復で潮流の激しさを言う。

しほのやほあひ  海流がぶつかり合う場所。「やほあひ」はイクツモブツカリ合ウ所。鳴門の渦潮のような場所を想定している。

ます  尊敬を表す動詞。イラッシャル・オイデニナル。

はやあきつめ  「はや」は潮流の速いこと。「あき」は開イテイル所で河口。「め」は女性。現存する祝詞の写本には「咩」のみしか記さないが意味としては「比咩」に同じ。

もちかかのみてむ  「もち」は接頭語。「かか」はガブガブト。「のみ」は呑ム。「て」は完了を表す助動詞「つ」の未然形。~テシマウ。「む」は推量を表す。~ダロウ。

 

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